司法書士マンションリーガルコンシェルジュ

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司法書士マサルのブログ

原 勝

東京都町田市にある司法書士マンション管理士事務所の代表。
海辺の街に住むのを夢見る趣味多き釣り人。
最近は床板貼ったり屋根塗ったりとD.I.Y.スキル向上中。
1981年8月22日生のA型

ペンは剣よりも強し

こんにちは、司法書士マサルです。

仕掛けられたサプライズを、偶然の出来事と思ってしまうタイプです。

さて、マンションに住んでいると管理会社が色々なことをやってくれます。理事会の運営を支援する業務もその1つです(目を光らせていたいというのが本音だと思いますが)。

理事会を開催した後の議事録作成、誰がやってますか??

管理会社に理事会議事録を作らせているなら、これからはもうやめて、自分達で作りましょう。良いことないです(楽なだけ)。

  1. 管理会社都合の表現になる。
  2. 理事会が本当に伝えたいことが組合員に伝わらない。
  3. 組合員に共通認識(危機感)が生まれなくなる。
  4. 合意形成の障害となる。

例えば、最近流行りの管理費削減(管理委託契約の見直し)を理事会で検討する場合、その議事録を管理会社が作るのと理事が作るのとでは、意味合いが全く異なってきます。

管理委託費を下げるために検討した内容について、できるだけ管理委託費を下げたくない人と下げたい人とでは、文章の表現が違ってくるのは当然です。

理事が書いた文章は、組合員に響きます。

顧問先の組合員の方から

『管理費は、修繕積立金と違って掛け捨てだから、できるだけ安い方が良い。だからこういったところまで取り組んでくださる理事会には本当に感謝しております。』

という投書を頂き、各理事が改めて存在意義を感じたことにより、理事会の士気が高まりました。

理事自らが議事録を作るとこんなに違うんです。

とある管理組合の書記担当理事はものすごく有能で、隙あらば管理会社を切り刻んでいます。

こんな感じのお方です(画像はイメージです)。

皆様も是非チャレンジしてみてください。