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原 勝
東京都町田市にある司法書士マンション管理士事務所の代表。
海辺の街に住むのを夢見る趣味多き釣り人。
最近は床板貼ったり屋根塗ったりとD.I.Y.スキル向上中。
1981年8月22日生のA型
マンション管理
2021.02.05
議案採決の方法と特徴を解説
こんにちは、司法書士マサルです。
緊急事態宣言中のオフ日って皆さん何してます??
我が家は家族でボンバーマンです。
しかも初代PCエンジンで。
30年以上前に買ってくれた父さん、ありがとう。
ゲームはシンプルな方が奥が深くて面白いです。
着弾から爆発までの時間、引火するスピード、火力と距離を瞬時に計算し、敵の動きを読んではフェイントを入れたりして敵を嵌め込み焼き倒します。
さて、今回は議案をどの様に採決するか。
その方法と特徴を解説します。
【方法】
『ご異議ございませんか?』と議場に諮り
・異議がない場合
『
・異議がある場合
挙手等により賛成者の数を計り票決する。
【特徴】
・消極的採決方法で、
・議場で異議を出さなければならないため、一部のクレーマーに対して一定の抑止力が働きます。
【方法】
『賛成の方は拍手をお願い致します。』と議場に諮り、明らかに過半数を超えている拍手があれば可決・確定とする。
過半数不明の場合は、挙手等により賛成者の数を計り票決する。
【特徴】
・積極的採決方法で、大多数が議案に賛成したという印象付けがされるため、議会の一体感を演出できます。
・誰が反対したかわかりにくいです。
・普通決議にしか利用できません。
【特徴】
・多くの賛成が見込める議案の場合では、
・誰が反対したか周りに知られてしまいます。
採決の方法は、規約等に定めがないのが一般的なので柔軟な運用が可能です。
採決の方法の選択については、議会の承認(普通決議)を得ておきましょう。
議会の成立宣言の後に承認を得るとスムーズです。
因みに僕は、議会の雰囲気や議案によって使い分けています。
基本は『異議なし採決』で行い、明るい議案は『拍手による採決』で行うのが好きです。
明るい議案は拍手喝采で採決すると、多くの人がハッピーな気持ちになれると思います。