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原 勝
東京都町田市にある司法書士マンション管理士事務所の代表。
海辺の街に住むのを夢見る趣味多き釣り人。
最近は床板貼ったり屋根塗ったりとD.I.Y.スキル向上中。
1981年8月22日生のA型
どうでもいい話
2019.06.14
裁判所を装った詐欺って
あるんですね、実際。
こんにちは、司法書士マサルです。
裁判所が嫌いです。(絶望の裁判所)
実家の母宛にこんな書類が届きました。
これから訴えられる模様です、大変なことになりました。
母『マサル!お母さんこれから訴えられることになったの・・・・・弁護して!!』
当職『おちつくんだ!そもそもオレは弁護士じゃない!!』
母『じゃあどうすりゃいいのよ、電話しちゃうよ??』
文書を読み込む当職。
当職『貴殿が誰か記載がない、債権者である企業や団体の記載もない。最終通達書と書いてあるけど、裁判所の認可を受けた執行官が家にやって来るまで待ってみよう。』
母『財産差押えられたらやだよ、電話しちゃうよ??』
当職『電話だけはするなwww』
サギです、ザキではありません。
知らない人もいると思いますので、訴える系の詐欺文書は次のポイントを抑えておいてください。
①裁判所からの郵便物は特別送達で届く
・封筒に『特別送達』と書いてある
・必ず手渡しで配達される
・1,000円以上の切手が貼られている
②中の書類の特徴
・『原告/被告』や『申立人/相手方』の表示に個人名や法人名が記載される
・『電話ください』はありえない
ホントに訴えられたら弁護士に相談してください。訴えたい時も同様です。
写真の事件は個人的な事件でして、弁護士の先生にちゃんと解決していただきました。
餅は餅屋、裁判は弁護士へ。