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原 勝
東京都町田市にある司法書士マンション管理士事務所の代表。
海辺の街に住むのを夢見る趣味多き釣り人。
最近は床板貼ったり屋根塗ったりとD.I.Y.スキル向上中。
1981年8月22日生のA型
人生観
2019.08.28
好き
こんにちは、司法書士マサルです。
好きに勝るものはないと38になって気づきました。
中学生の頃、兄や同級生の影響で洋楽を聴くようになり音楽に興味を持ちました。聴いていたのは専らBONJOVIとEXTREMEです。
両親にエレキギターと10Wのアンプを買って貰い、日々ひとりでギターを弾いていると合奏したいという欲求が湧き、高校1年生の頃、同級生を片っ端から当たりバンドを結成しました。
案の定ドラムが見つからなかったので僕がドラムをやることに。机や椅子にジャンプやマガジンといった分厚い少年誌を並べ、それを叩いて練習しました。今思い返すとものすごく効率の悪い練習方法ですが、練習方法すらわからず見様見真似でドラムをはじめました。
初めてみんなで音を出した時のこと、今でも忘れずに鮮明に覚えています。感じたことのない喜びでした。
それ以来、自分なりにドラムを一生懸命勉強していたんでしょうけど、今思うと音楽ではなくドラムそのものに興味がありました。
当初感じた喜びはどこかへ行ってしまい、どうやったら目立つとか、こうやってドラムセットを配置するとかっこいいとか、そんなことばかり考えていたんだと思います。
そんなことに気づいた数年前から楽器を触るのが嫌になりました。興味もなくなりました。
楽器を演奏するために音楽を聴いていた僕は、何のために音楽を聴くのかわからなくなり、何が好きかもわからなくなりました。
でも音楽は好きです。
大好きです。
音楽の何が好きかがわからなくなっても『なんかこーゆーの聴きたい』とか『この曲聴いてるといい気分』という感情がやっぱりあって、そんな自然な感情に身を委ねていたら純粋に心底好きな音があることに気づきました。
ギターでした。
特にクラシックギターの音が楽器を触りだしたくなるくらい好きなんだなと。
今日、事務所に長年放置されたギターケースを開けました。
初めて1曲弾けるようになった時の記憶が蘇ります。
これだよ、これ。この気持ち。
音を楽しむ生活の始まりだ。